日本からニュージーランドへ猫を連れていく方法|必要書類・費用・検疫を解説

日本からニュージーランドへ猫を連れていくことはできる

ニュージーランドに猫を輸入

日本で飼っている猫をニュージーランドへ連れていくことは可能です。

ただし、事前の健康検査や輸入許可証の取得、検疫施設の予約などが必要です。猫を飛行機に乗せるだけでは入国できません。

日本から猫を連れていくときは、主に次の順番で準備を進めます。

  1. マイクロチップを装着する
  2. 動物病院で必要な検査と処置を受ける
  3. ニュージーランドの検疫施設を予約する
  4. Import Permit(輸入許可証)を申請する
  5. 日本の動物検疫所で輸出検査を受ける
  6. 航空便でニュージーランドへ輸送する

ニュージーランド到着後は、MPI(ニュージーランド第一次産業省)が認定したQuarantine Facility(検疫施設)で最低10日間の検疫を受けます。

検査や書類に不備があると渡航日を変更しなければならない可能性があるため、少なくとも6か月前から準備を始めましょう。

ニュージーランドで猫を迎える場合はニュージーランドでペットを飼うには?購入・里親・ブリーダーの探し方を解説で詳しく説明しています。

猫に必要な検査と処置

日本からニュージーランドへ猫を連れていく場合は、マイクロチップの装着や寄生虫対策、出発前の健康診断が必要です。

主な確認項目は次のとおりです。

項目内容
マイクロチップ検査や処置を受ける前に装着する
滞在国の確認出発前6か月間の滞在国を確認する
外部寄生虫の処置ノミやダニに対する指定の処置を受ける
内部寄生虫の処置回虫などに対する指定の処置を受ける
健康診断出発前に獣医師の診察を受ける
Veterinary Certificate(獣医衛生証明書)検査や処置の内容を証明書へ記載してもらう

日本から直接輸送する場合は狂犬病の条件が異なる

日本は、MPI(ニュージーランド第一次産業省)が認める狂犬病がない国・地域の区分に含まれています。

猫が出発前6か月間を日本などの認められた国・地域で過ごしている場合は、狂犬病が発生している国から輸送する場合とは異なる条件が適用されます。

出発前6か月以内に猫を日本国外へ連れていった場合は、必要な検査や待機期間が変わる可能性があるため、滞在国と日程を動物病院やペット輸送会社へ伝えましょう。

処置を受ける日を自己判断しない

寄生虫の処置や健康診断には、出発日を基準とした実施期間が定められています。

早すぎても遅すぎても輸入条件を満たせない可能性があるため、航空便の予定を決めてから、動物病院やペット輸送会社に日程を組んでもらいましょう。

猫の種類によっては輸入できない

一般的な飼い猫は、日本からニュージーランドへ連れていくことができます。

ただし、野生動物との交配によって生まれたHybrid cat(雑種)は、生態系への影響を防ぐため輸入が制限されています。

ベンガルは血統を証明する書類が必要

ベンガルを輸入する場合は、アジアンレオパードキャットなどの野生種から5世代以上離れていることを証明するPedigree(血統書)が必要です。

サーバルとイエネコを交配したサバンナなど、輸入が認められていないハイブリッド猫もいます。

ベンガルや野生種との交配歴がある猫を連れていく場合は、航空便や検疫施設を予約する前に、MPI(ニュージーランド第一次産業省)へ輸入できるか確認しましょう。

検疫施設を予約して輸入許可証を申請する

日本から猫を連れていく場合は、ニュージーランド到着後に滞在するQuarantine Facility(検疫施設)を予約し、MPI(ニュージーランド第一次産業省)からImport Permit(輸入許可証)を取得します。

手続きは次の順番で進めます。

  1. MPIが認定した検疫施設を選ぶ
  2. 猫の到着予定日に空きがあるか確認する
  3. 検疫施設を予約して確認書を受け取る
  4. 必要書類をそろえてMPIへ輸入許可を申請する
  5. 輸入許可証が発行されたら航空便を確定する

検疫施設は早めに予約する

猫が利用できる検疫施設と受け入れ頭数には限りがあります。

希望日に予約できない場合は、猫の渡航日を変更しなければなりません。家族と同じ時期に移住する場合は、航空便より先に検疫施設の空きを確認しましょう。

到着後は最低10日間の検疫を受ける

ニュージーランドへ到着した猫は、予約した検疫施設へ移送され、最低10日間の検疫を受けます。

検疫中に健康状態や提出書類が確認され、輸入条件を満たしていることが確認されたあとに飼い主へ引き渡されます。

健康状態や書類に問題がある場合は、検疫期間が延長される可能性があります。

猫をニュージーランドへ連れていく費用

日本からニュージーランドへ猫を連れていく費用は、検査内容や航空便、利用する検疫施設、ペット輸送会社によって異なります。

主な費用の目安は次のとおりです。

費用項目金額の目安
動物病院での検査・処置約3万~10万円
Import Permit(輸入許可証)NZ$200~300程度(約1万8,000~2万7,000円)
ニュージーランドの検疫施設NZ$1,500~2,500程度(約13万5,000~22万5,000円)
輸送用クレート・航空輸送費約20万~50万円以上
ペット輸送会社の手続き代行約10万~30万円以上

合計費用は、1匹あたり約50万~120万円以上が目安です。

猫の体重や利用する航空会社、乗り継ぎの有無によって航空輸送費は変わります。検査のやり直しや検疫期間の延長が発生した場合は、追加費用が必要です。

正式な費用は、渡航予定日と猫の情報を伝えたうえで、動物病院、検疫施設、ペット輸送会社から見積もりを取りましょう。

猫の輸入に必要な書類

日本からニュージーランドへ猫を連れていく際は、次の書類を準備します。

書類内容・取得先
Import Permit(輸入許可証)MPIへ申請して取得する
検疫施設の予約確認書予約した検疫施設から発行してもらう
Veterinary Certificate(獣医衛生証明書)動物病院で検査・処置の内容を記載してもらう
検査・処置の記録動物病院や検査機関から取得する
Export Quarantine Certificate(輸出検疫証明書)日本の動物検疫所で輸出検査を受けて取得する
航空輸送に関する書類航空会社またはペット輸送会社が準備する

書類には猫のマイクロチップ番号や生年月日、性別などが記載されます。

必要な書類や様式は変更される可能性があるため、申請時にはMPIと日本の動物検疫所の最新情報を確認しましょう。

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猫とのニュージーランド移住は6か月前から準備しよう

日本からニュージーランドへ猫を連れていくには、健康検査や輸入許可証の取得、検疫施設と航空便の予約が必要です。

準備には時間がかかるため、家族の渡航日の少なくとも6か月前から、動物病院やペット輸送会社へ相談しましょう。

費用は1匹あたり約50万~120万円以上が目安となり、ニュージーランド到着後は最低10日間の検疫があります。

渡航条件は変更される可能性があるため、MPI(ニュージーランド第一次産業省)の最新情報を確認しながら準備を進めることが大切です。

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