【ニュージーランド移住】資産管理・ウェルスマネジメントとは?NZで資産を管理する方法

NZで資産を管理するという選択肢

ニュージーランドでの資産管理

ニュージーランドへ移住すると、日本にある資産に加えて、NZの銀行預金や不動産、投資資産などを保有するケースもあります。

資産規模が大きくなると、銀行口座を持つだけではなく、投資・資産配分・将来の資産承継まで含めて管理する「ウェルスマネジメント」というサービスを利用する方法があります。

NZでは、金融商品の選択や投資計画などについて専門的なアドバイスを受けることができ、個人の資産状況や目標に合わせて資産管理を考えていくことができます。金融アドバイスを小売顧客に提供する場合、Financial Advice Provider(FAP)のライセンス制度など、NZの金融規制の対象になります。

ウェルスマネジメントで扱われること

分野内容
投資株式・投資信託などの運用
資産配分現金・投資・不動産などの組み合わせ
リタイアメント将来の生活資金を考えた資産管理
保険資産や家族を守るための保険
相続・承継WillやTrustなどを含めた資産承継
不動産住宅・投資用不動産などを含めた資産全体の管理

NZの金融アドバイザーは、投資だけでなく、保険、住宅ローン、KiwiSaver、個人のファイナンシャルプランニングなどについてアドバイスを行う場合があります。

特に日本とNZの両方に資産を持つ場合は、単純に「NZで投資する」というだけではなく、日本の資産とNZの資産を含めて家族全体の資産をどう管理するかという考え方が重要になります。

ニュージーランドでの遺産相続については【ニュージーランド移住】遺産相続・承継をどう考える?家族の資産をNZで管理する方法で詳しく説明しています。

NZのウェルスマネジメントでできること

ウェルスマネジメントは、単に投資商品を紹介してもらうサービスではありません。

保有している資産全体を見ながら、投資・現金・不動産などをどのように組み合わせるかを考え、将来の資金需要まで含めて資産を管理していきます。

例えば、次のような相談があります。

  • 株式や投資信託などの投資資産
  • 銀行預金などの現金資産
  • NZや海外の不動産
  • リタイア後の生活資金
  • 子どもの教育資金
  • 保険
  • 家族への資産承継

NZで生活しながら日本にも資産を残している場合は、NZ国内の資産だけを見るのではなく、日本とNZを合わせた資産全体をどのように管理するかという視点が重要です。

また、投資についてアドバイスを受ける場合は、NZの金融アドバイザー制度や、アドバイザーがどのような資格・ライセンスのもとでサービスを提供しているかを確認することもできます。

NZで資産管理を依頼する方法

ニュージーランドでは、銀行や金融機関、独立系の金融アドバイザーなどを通じて、資産管理について相談できます。

特に資産規模が大きい場合は、単発で投資商品を購入するのではなく、継続的に資産状況を見ながら管理してもらう方法があります。

主な依頼先は次のように分けられます。

依頼先主なサービス
銀行預金・投資・住宅ローンなど
Wealth Manager投資・資産配分・長期的な資産管理
Financial Adviser投資・保険・退職資金などのアドバイス
Accountant税務・会計・資産管理に関する相談
Lawyer遺言・Trust・資産承継など

NZでは、金融アドバイスを提供する事業者にはFinancial Markets Authority(FMA)の規制があります。金融アドバイスを依頼する場合は、どのようなサービスを提供している事業者なのかを確認できます。

また、日本に資産を残してNZへ移住する場合は、投資・税務・相続をそれぞれ別々に考えるのではなく、必要に応じて複数の専門家を組み合わせる方法もあります。

資産管理を依頼する際の費用

NZでウェルスマネジメントを利用する場合、サービス内容によって費用のかかり方が異なります。

代表的なのは、運用資産に対して一定割合の管理手数料を支払う方法です。

例えば、年間の管理手数料が1%だった場合、NZ$2,000,000(約1億8,000万円)の資産を管理してもらうと、単純計算で年間NZ$20,000(約180万円)になります。

管理資産年間1%の場合
NZ$500,000(約4,500万円)NZ$5,000(約45万円)
NZ$1,000,000(約9,000万円)NZ$10,000(約90万円)
NZ$2,000,000(約1億8,000万円)NZ$20,000(約180万円)
NZ$5,000,000(約4億5,000万円)NZ$50,000(約450万円)

実際の料金は、資産規模、投資内容、サービス範囲、固定料金か資産連動型かなどによって異なります。

そのため、NZでウェルスマネジメントを利用する場合は、管理手数料だけでなく、投資商品の手数料やアドバイス料なども含めた総コストを見ることが重要です。

銀行の資産管理サービスも選択肢

NZでは、銀行でも預金だけでなく、投資や資産管理に関するサービスを提供しています。

銀行によってサービス内容は異なりますが、資産規模が大きい場合には、通常の銀行口座とは別に、専任担当者による資産管理や投資に関するサポートを受けられる場合があります。

例えば、

  • 預金と投資資産をまとめて管理する
  • 投資ポートフォリオについて相談する
  • 大きな資金移動について相談する
  • 住宅や不動産購入に関連する金融サービスを利用する
  • 家族の資産状況に合わせて金融サービスを組み合わせる

といった使い方があります。

NZへ移住してまとまった資産を管理する場合、一般的な銀行口座だけでなく、銀行の資産管理サービスと独立系のFinancial Adviserを比較して選ぶ方法もあります。

NZのプライベートバンクについてはニュージーランドの富裕層向け銀行はどこがおすすめ?プライベートバンクを比較で紹介しています。

まとめ

ニュージーランドでは、銀行の資産管理サービスやWealth Manager、Financial Adviserなどを利用して、投資・預金・不動産などの資産を管理できます。

資産管理の方法には、運用資産に対して手数料を支払う方式などがあり、サービス内容や料金は事業者によって異なります。

また、投資についてアドバイスを受ける場合は、NZの金融規制やFinancial Markets Authority(FMA)の登録・ライセンス制度について確認することも重要です。

NZ移住後にまとまった資産を運用する場合は、銀行だけに預ける方法だけでなく、専門家によるウェルスマネジメントを利用するという選択肢もあります。

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