ニュージーランドでは子どもだけで留守番できない?After School Careを解説

ニュージーランドの小学校では放課後をどう過ごす?

ニュージーランドのAfter School Care(放課後預かり)

ニュージーランドの小学校は、一般的に午後3時頃に授業が終わります。

子どもが下校する時間に保護者が迎えに行けない場合などに利用されているのが、After School Care(放課後預かり)です。

学校によっては校内や学校周辺で放課後の子どもを預かるプログラムが利用できる場合があります。

After School Care(放課後預かり)とは?

After School Careは、授業が終わってから保護者が迎えに来るまで、子どもが安全に過ごすためのサービスです。

学校自身が運営しているとは限らず、外部の事業者などによって提供されている場合もあります。

利用できる時間や対象学年、料金、申し込み方法などはそれぞれ異なるため、学校選びの際に確認しておくとよいでしょう。

ニュージーランドの小学校の授業時間や1日の流れについては、小学校の1日とは?授業時間・ランチ・学校生活を解説で詳しく紹介しています。

放課後・学校休暇中に利用できる主なサービス

サービス利用する時間特徴
Before School Care(登校前預かり)登校前保護者が早い時間から仕事などで家を出る場合に利用
After School Care(放課後預かり)下校後〜夕方授業終了後から保護者の迎えまで子どもを預かる
Holiday Programme(長期休暇中のプログラム)School Holidays(学校休暇)日中の預かりに加え、スポーツや工作などを行う場合もある

※学校や地域によって利用できるサービス、時間、料金、運営事業者は異なります。

14歳未満の子どもを一人にするときは注意が必要

ニュージーランドでは、14歳未満の子どもを、適切なケアや監督の手配をせずに一人にすることは法律で認められていません。

そのため、小学校の授業が終わったあとに保護者が仕事などですぐ帰宅できない家庭では、子どもが放課後をどこで過ごすのかを事前に考えておく必要があります。

After School Care(放課後預かり)のほか、保護者や適切な保護・監督を行える人が子どもを見守れる環境を準備することが重要です。

移住前に放課後の過ごし方も考えておく

学校を選ぶ際には授業時間や通学方法だけでなく、下校後から保護者が迎えに行ける時間まで、子どもがどこで過ごすのかも確認しておきましょう。

特に共働きの家庭では、候補となる学校にAfter School Care(放課後預かり)があるか、利用時間や申し込み方法などを確認しておくと、移住後の生活をイメージしやすくなります。

After School Care(放課後預かり)の料金は?

After School Careは基本的に有料で、料金は利用するサービスや利用時間によって異なります。

毎日利用する家庭だけでなく、曜日を決めて利用したり、必要な日だけ利用できたりするサービスもあります。実際の料金体系や予約方法は運営事業者によって異なるため、候補となる学校が決まったら、その学校で利用できるサービスを確認しておきましょう。

また、ニュージーランドにはOut of School Care and Recreation(OSCAR)と呼ばれる、放課後や学校休暇中などに子どもを預かるプログラムがあります。OSCARは学校内だけでなく、地域の施設などで運営されている場合もあります。

条件を満たせばOSCAR Subsidyを利用できる場合もある

一定の条件を満たす家庭には、After School Care(放課後預かり)などの費用を補助するOSCAR Subsidy(OSCAR補助金)があります。

対象となる場合、学期中のBefore School Care(登校前預かり)とAfter School Careについて、合計で週20時間まで費用補助を受けられる制度です。対象になる子どもの年齢や保護者の就労・就学状況、世帯収入などの条件があります。

School Holidays(学校休暇)にも預かりサービスがある

ニュージーランドでは、Term(学期)の間にSchool Holidays(学校休暇)があります。

ニュージーランドの学期やSchool Holidaysの時期については、小学校の学期とスクールホリデー|Term 1〜4を解説で詳しく紹介しています。

この期間には通常のAfter School Care(放課後預かり)ではなく、朝から夕方まで子どもを預かるHoliday Programme(長期休暇中のプログラム)が利用できる場合があります。

Holiday Programmeでは、スポーツや工作、ゲーム、屋外活動など、通常の放課後預かりとは異なるプログラムが用意されることもあります。

すべての学校で実施されているわけではなく、学校外のOSCAR事業者などを利用するケースもあるため、School Holidays中の預け先も事前に確認しておくと安心です。

なお、条件を満たす場合、OSCAR Subsidy(OSCAR補助金)はSchool Holidaysのプログラムについて週50時間まで対象になることがあります。

After School Care(放課後預かり)を選ぶときに確認したいこと

After School Care(放課後預かり)は、学校によって利用できるサービスが異なります。学校内で実施されている場合もあれば、スタッフが学校まで子どもを迎えに来て、近くの施設へ移動するサービスもあります。

まず確認したいのは、学校から預かり場所までの移動方法と利用できる時間です。特に学校外の施設を利用する場合は、誰が子どもを迎えに来るのか、どのように施設まで移動するのかも確認しておきましょう。

また、OSCAR Accreditation(OSCAR認定)の有無も確認材料のひとつです。認定されたプログラムは一定の安全・運営基準を満たすことが求められており、OSCAR Subsidy(OSCAR補助金)を利用する場合も認定されたプログラムを利用する必要があります。

人気のサービスでは定員に達したり、Waiting List(キャンセル待ち)になる場合もあります。移住後すぐに利用する予定がある場合は、学校が決まった段階で早めに確認しておくと安心です。

放課後の過ごし方も移住前に確認しておこう

ニュージーランドの小学校では、授業が終わったあとにAfter School Care(放課後預かり)を利用できる場合があります。また、School Holidays(学校休暇)にはHoliday Programme(長期休暇中のプログラム)を利用できることもあります。

特に、保護者が下校時間までに帰宅できない家庭では、学校を選ぶ段階から放課後の預け先まで確認しておくことが大切です。

After School Care(放課後預かり)の有無だけでなく、利用時間や料金、学校から施設までの移動方法なども確認し、毎日の生活をイメージしながら学校と住む場所を検討していきましょう。

なお、条件を満たす家庭ではOSCAR Subsidy(OSCAR補助金)を利用できる場合があります。2026年8月時点では、認定されたプログラムについて学期中は週20時間まで、School Holidays(学校休暇)は週50時間までが補助対象です。

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